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イラストレーター・tomoartがヒマな時間に作るプラモデルを紹介するブログ。

【過去作品】1/144 RX-78-2 GUNDAM

前からワタシがやっている映画ブログの方で、プラモなども何度か紹介してたんですが、それをこちらにもちょこっと転載して行きます。

まずは最近の中で一番マトモに作ったガンダムから・・・・ここのブログタイトルも「ガンプラ」だからwやっぱりお約束でしょ。

gundam_blogver1.jpgこれはHobby Japan誌恒例のプラモコンペである「オラザク選手権」に初めて参加した去年2010年の作品。本当は2010年の年頭にあった「ガンダム00」の「ザンライザー」コンペ企画(同じくHobby Japan)から引きずって来た製作だったんだけど(笑)。

簡単に説明すると、ワタシは基本的にファーストガンダム偏重主義なんで、ザンライザー作るっつーても結局ファーストの世界に引きずり込まなきゃやってられない。だからザンライザーを「GファイターII」としてガンダムが乗っかれるように製作しようとしてたんですよ。ところがそのGファイターIIは結局今でも完成せず仕舞い(丸二年放置笑)。

代わりに上に乗っけるために作るはずのガンダムだけが出来上がったと(木亥火暴)。それがこのガンダムです。GファイターIIに乗っけるためにガンダムを作ろうとしてたはずなのに、いつの頃からかガンダムの改造に勤しみ、それ用の材料ばかり買っていたという、これぞ本末転倒w

とは言え、お陰で1/144という手軽なサイズならではの、tomoart的ガンダム像を追求する事が出来たので、怪我の功名だったか。まぁ、見方によっては「HG RX-78-2ガンダム Ver.G30th」の小改造&塗装ではある(汗)。

gundam_blogver2.jpgとにかく“ミキシングビルドでお手軽に”をコンセプトに、全体のプロポーションでは一番好みの「G30th」をメインに据え、他の部品取りに「ノーマルガンダム」「GM」「パワードGM」(以上全て1/144 HGシリーズ)を用意して、パーツ単位で取捨選択して組み上げました。

これらをミキシングビルドするとややバランスを欠くのは、メインの「30th」のみアレンジの方向が違っていてディテール過多な事。これに関しては全体を見ながら、ディテールを埋めたり削ったりでシンプル方向に調整しました。

頭と手足はほぼ「30th」。ただもう少し末端肥大にしたかったので、手首足首は「ノーマルガンダム」や「GM」のモノに変えています。

特に足首は、最近のバンダイのアレンジでは足の甲がやや膨れ気味なカーブを描いていますが、そのデザインが好きじゃないので変更しました。

ホントはカトキ版の足首でピッタリ来るのがあれば良かったんですが、去年の夏にカトキ足首してて発売されていたHGキットは「パワードGM」と「GMクゥエル」のみ。どちらの足首もしっくり来なかったんですよね。ただこの「ノーマルガンダム」のも「30th」のよりは違和感がなく、まあまあです。(今なら「GMII&III」辺りの足首を使いたいですw)

gundam_blogver4.jpgこの「30th」の手足は「パワードGM」などと違い、肘膝は一重関節。それはそれでいいんですが、お陰で大きく曲げると内部フレームがやたら目立つようになっているので、肘にはニーパッド状のパーツを自作、膝は関節パーツを加工して膝当てに見えるように改造しました。

一番いじったのは胴体で、簡単に言うと胸腹部は「30th」、腰は「30th」の骨格に「パワードGM」のガワを被せ、バックパックは「ノーマルガンダム」のモノを加工して使用しています。

擦り合わせが大変だったのはコックピットハッチの出っ張りの部分を「パワードGM」から切り出した同パーツに差換えたところくらいかな。腰部なんかは意外にもピッタリ合います。まぁ綺麗に接合するには、当然多少の加工が必要ですが。

武器関係では、ビームライフルとシールドのみ装備。ライフルは「30th」のものに、砲口のみ妙にデカくて気に食わなかったので「ノーマル〜」のモノを移植。これがバランスピッタリでw自分的には満足度高し。

盾は「ノーマル〜」や「GM」(盾は全くの同型)のものが好きなバランスだったのでそちらをチョイス。

gundam_blogver6.jpgただ、持ち手の箇所が分厚くて不格好だったので、中に入るポリパーツに干渉しないように気をつけながら、持ち手パーツの盾側の部分を削って薄くしました。これは手に接続したときの密着度も上がり、簡単ながら結構お薦めの工作です。

ちなみに可動に関しては「30th」そのままが生きてますんで、ちゃんと動きます。ライフルの両手持ちもバッチリですw

一番頭を使ったのは塗装。ワタシはエアブラシは使わないし、筆塗りは苦手なのでw基本はスプレー塗装。なので混色して色を作るのではなく、あくまで販売されているカラーの中からのチョイスとなります。

選ぶ際の考え方としては、目視戦闘しかも宇宙の中では“小さい”モビルスーツなので、一目で敵味方が分かる識別用のカラーがあったはず・・・と言う事で、連邦はそれがオレンジだったのだ!という事に(勝手に)決定。ガンダムの赤いところはブライトオレンジ(タミヤNo.TS-31)で塗り、他の色はそれに合うように決めていきました。

gundam_blogver3.jpgまた念頭には、戦闘用のマシンなので、やはり単純に目立つカラーになっているはずがない、という事もありました。具体的には白い部分はガルグレー(Mr.カラーNo.11:これでも宇宙の漆黒をバックにして見れば充分白に見えると思う)、黄部分のダークイエロー(タミヤNo.TS-3)と青部分のインターミディエイトブルー(タミヤNo.AS-19)は、濁色度合いを合わせてバランスを取りました。関節部分はニュートラルグレー(Mr.カラーNo.13)・ジャーマングレー(タミヤNo.TS-4)・シルバーなどでちょっとずつ塗り分け。バックパックはネービーブルー(Mr.カラーNo.14)としています。

盾の十文字(連邦マーク)と腰のV字(多分ガンダムなどの開発計画であるV作戦の頭文字だと思う)は、わざわざレリーフを付けるくらいだから、それなりに目立たないと意味ないんだろう、と思い、アニメでは他と同じ黄色ですがダークイエローにはせず、彩度の高い普通のイエロー(タミヤNo.TS-47 クロームイエロー)を塗っています。

出来上がってみると、オレンジは意外にフツーに赤に見えちゃう(汗)のがちょっと残念でした(特に写真だと)。もしかしたらもう一段明るくするためにオレンジ(タミヤNo.TS-12)か、いっそのこと黄橙色(Mr.カラーNo.58)辺りを使った方が良かったかもしれません・・・・。

デカールは、EFSF(連邦軍)はMGガンキャノン用別売りデカールから。103(機体番号のつもり。映画版ガンキャノンが108と109だったので、ガンダムはこれくらいの番号かな、と。)は1/144のアリイの戦闘機キットに入っていたもの。あとからチェックしてみると、どうやら一般的には102がガンダムの機体番号とされているらしいですね・・・・

ちなみに、盾なんて一回戦闘に出れば間違いなく捨てられるシロモノですんで、そんなところに識別番号や乗艦の名前なんか入れんだろうと。入ってるとしたら在庫の管理番号くらいかな、と思って小さい文字風デカールのみ貼ってみました。まぁ今作ってるGMは試しに派手なデカールを盾に入れてみたりしてますがw




製作途中の写真もちょっと紹介しておきますね。

144ガンダム途中-前
144ガンダム途中-後

どこに何のパーツが使われているか、分かりやすいでしょうかw
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テーマ:ガンプラ制作 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2011/11/16(水) 00:08:47|
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